この「ヘルシー・カンパニー」を実現するためのファーストステップとして、ストレスチェックの実施が挙げられます。
ストレスチェックは個人用だけではなく、組織のストレスやメンタルヘルスの状態を調べるためにも活用されています。
従業員のストレスチェックのデータを集計して本部別、部・課・支店別、プロジェクト単位別、男女・年代別、職位・職能別、地域別などあらゆる角度から集計して分析し、組織全体としてのストレスの原因、影響や負荷の状況を分析することにより、メンタルヘルスによる組織力ダウンを未然に予防することが可能となります。
○参考データ: http://www.lifebalance.co.jp/service/cas.html?=rm
組織全体としてのメンタルヘルスの状態を経営陣、人事、産業保健スタッフが把握することは、企業のメンタルヘルス対策を企画して実施する上で、又リスクマネジメントの一環としても大変重要な事です。
何故ならここで初めて客観的に組織が抱えるストレス・マネジメントやメンタルヘルスでの問題点が発見されて、メンタルヘルス対策の全体の方針や目標、予算、実施時期などについて、優先順位を含めて決定することができるからです。この組織のデータの評価や議論には産業医や人事の役員も参加すべきでしょう。これはメンタルヘルス・マネジメントへのチームづくりの第一歩となるからです。
前回で取り上げたEAP(従業員支援プログラム)を導入する場合にも、カウンセラーや医師が、組織全体としてのストレスの状況を把握した上で、悩みを抱える相談者のおかれた環境との関連を探ることも有効なプロセスになります。
○参考データ: http://www.lifebalance.co.jp/service/kenshu.html?=rm
企業でのメンタルヘルスに関する研修も盛んになっています。
この社内研修の時に、組織ごとのストレス状況のデータを提示して、原因や影響を講師と参加者がディスカッションすると、より効果的な社内研修を行うことができるようです。
このようにメンタルヘルスを取り巻く対策も、各企業により日進月歩で進んだ取り組みがなされています。 |