10月1日を境に、「内々定者」から「内定者」へと正式に変わります。倫理検証によって10月1日までは新卒採用者に対して正式な内定を出せないのは有名な話です。(内々定者に対して就職承諾書の提出を求めている企業が多いことから、大した差はないのが現状ですが・・・)
もう1つ、10月を境に変わることがあります。
それは、2009年4月入社予定者に対しての就職ナビがグランドオープンすることです。
今回は、現在の大学3年生を中心としたこれから就職活動をされる学生達のリスクマネジメントについて考えてみたいと思います。
■訪問者の半分が大学3年生!?
実際に就職活動を始めている学生は思っている以上に多い。
先日、『第2新卒・キャリア』向けの合同企業説明会に参加したところ、当社ブースを訪問した方の3分の1は大学3年生でした。(当社は若手採用を行っておりますし、2009年入社社員の採用も行いますので大歓迎ですが・・・)実際に、訪問者の半分が大学3年生だったという企業も数社あり、その中にはキャリア採用のみを募集している技術系の企業もあったらしく、採用担当者だけでなく、運営側の営業担当者も頭を抱えていたとのことです。
■早期活動の理由@【先輩を見て】
早期活動者に対しては『会社の説明』よりも『就職相談』をメインにしようと決めている(個人的考えであり、効果的でないため)。その中で、早期活動理由に対してヒアリングしたところ、大きく分けて2つの意見がありました。
【先輩達を見て厳しそうだったから】と【何がしたいかわからないから】でした。
今回は、一番印象に残った【先輩達を見て厳しそうだったから】をとりあげます。ちなみにこの理由を話した学生は一人ではありませんでした。
(【何がしたいかわからないから】の意見は次回にとりあげます。)

■【超売り手市場】と言われて・・・
現在では売り手市場を上回り【超売り手市場】と言われ、2008年度入社の社会人に対しての求人倍率は2.14倍(就職希望の学生一人に対して2.14の求人がある。昨年は1.89倍)にまでなりました。少子化の影響はあるとはいえ、就職を希望する学生は大幅には減っていないということから、新卒者を採用する企業が増えたということになります。
そんな中で早期就職活動者の先輩方は苦労をしていたというのです。
それは【超売り手市場】と言われる罠にかかっていたのかもしれません。
■【超売り手市場】と言われるリスク@:内定格差
求人倍率は高いのに『苦労をしている』という意見は、[内定をもらっている人]と[内定をもらっていない人]の格差が激しいということを表しています。実際に『内定ゲッター』と呼ばれ、6〜10社(以上)の内定を保持している学生も多く(重複内定者は6割強)、その分もらっていない学生も目立つようになりました。
何故そのような結果になったかというと、各企業の人事担当者は忘れてはいません。バブル期にどれだけ採用をして、その後どれだけの人数をリストラしてきたかということを。もちろん【量】は大事ですが、【質】をシビアに見ています。その結果、コミュニケーション能力に長け、より長く働いてくれて将来のエースや幹部として活躍しそうな学生にはより多くの企業からの誘い(=内定)が集まったと言えます。逆に就職活動をなかなか開始せず、企業分析をおろそかにしていた場合は、それなりの結果になって当然ということも言えます。
■【超売り手市場】と言われるリスクA:業種・職種の限定
「この【超売り手市場】ならば、やりたい仕事ができるだろう。」や「この業界のこの職種に就きたい。」などという意見が2つめの罠だ。この罠にかかってしまうのは、どちらかというと『優秀層』と言われる学生に多いかもしれません。
もちろん間違っていません。やりたいことが明確にあることはとても良い事ですし、昨年やそれ以前に比べると求人数も多くなっているかもしれません。ただ、すべての業種や職種に対して大幅に求人数が伸びているかというと疑問が残ります。
早い段階から就職活動を開始したものの、業種や職種を限定しすぎて、幅のない(少ない)収縮活動をしていたら内定獲得の可能性は必然的に下がります。厳しいことに気が付いて他方面に目を向けたときにはもう就職活動マーケットが終わりを迎えつつあった。という状況だったのでしょう。

■最後に・・・。
今回のまとめは次回更新分と併せてまとめさせて頂きます。
ちなみに今回大学3年生の方々とお話をしてみて、実感したことを裏付けるデータがありました。
〜リクナビGATE9月(メルマガ:2006年12月調査)より〜
【学生=遊んでいる は過去の学生像?】
● 夜は遅くとも2時までに寝て、朝は9時までに起きるのが平均的。
規則正しい生活が身についている。
● 授業出席率は平均7.7割。かなりマジメな学生生活。
● 友達との飲み会も、月1〜2回と多くはない。
● 1年間の合コン参加回数は、「0回」がもっとも多く 、67.7%。
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このデータももしかしたら、ものすごい格差があるのかもしれませんけど・・・。 |