11月になり、本格的に2009年採用の始まりです。
企業サイドからは、もう企画を立ててスタートしていた09採用ですが、各種インターネットナビやホームページ、合同企業説明会などの形になってやっと表れてきました。
さて、今回は前回に引き続き、現在の大学3年生を中心としたこれから就職活動をされる学生達のリスクマネジメントについて考えてみたいと思います。
まずは、前回のおさらい
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早期に就職活動をしている学生は思いのほか多い。その理由は、【先輩達をみて厳しそうだったから】と【何がしたいかわからない】という意見が多数。 |
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【先輩達が厳しそうだったから】に見えた背景は、【超売り手市場】と言われている就職マーケットの仲にあるリスクで、【内定格差】と【早い段階での職種・業種の限定】によるものである。 |
今回は、【何がしたいかわからない】を広い意味で取り上げてみたいと思います。
■【何がしたいかわからない】なんて当たり前
小さい頃から「○○になりたいっ!」や、「コレしかない」と思い、その目標に真っ直ぐに突き進むことができる。それは『才能』です。
その才能があっても全員が○○になれるわけではありません。「コレしかない」が叶えられる環境にあった方は非常にラッキーな方です。そんなラッキーな方々は、ある特定の学科や専門分野の学校に進んでいるとか、もしかしたらもうその職に就いているかもしれません。
【何がしたいかわからない】なんてむしろ当たり前の環境ということです。
『2009年卒大学生の就職プロセス調査』によると、就職活動を意識するようになる時期は大学3年生の10月という意見が約77.2%と言われており、そして91.2%の人が年内に就活を意識しているとのことです。
■自分自身の【棚卸し】をする
【自己分析】をしましょうとはよく言います。「過去の経験から意思決定の基準を認識し、自分自身がどのような・・・」と難しく表現しているものもありますが、カンタンに言うと自分自身の【棚卸し】です。
サークル活動やアルバイト経験などでも良いです。『好きなこと』であったり、『あ、これキライじゃなかったな』や、逆に『アレはマジムリ』『どんだけ〜』でも良いです。そのようなことからヒントはあり、その中でおぼろげながらイメージができてきたら儲けものと思えば良いのです。
前文と同じ『2009年卒大学生の就職プロセス調査』を参考にすると、「興味を持った企業を最初に発見した時期はいつ?」という質問には、53.9%の人が3年生の10月時点と回答しています。また、79.0%が年内に企業探しを始めていたことになります。
イメージが膨らみ、またハッキリしたものに変わってきた瞬間です。
■【軸】を見つけ、リスクと向き合う。
【棚卸し】の中で、「自分にはコレしかない」と思うものが見つかれば幸せなことです。
ですが、リスクマネジメント的に言うと、思い込みすぎることはとても危険なことです。【早い段階での職種・業種の限定】は大きいリスクを背負います。そのリスクを承知の上で就職活動を行うことも個人の判断(自己責任)によるものですから応援はしますが、お奨めはしません。
自分の【軸】を決めるくらいが丁度良いと思います。
その自分軸を中心にして、アンテナを張る。似ているところ、共通点などがあるものが自分の目に留まるわけですから、無理なく自己PRも書けることでしょう。
これがリスクと上手に付き合う(リスクの軽減・低減)就職活動と言えます。

■最後に・・・。
『就職活動における学生達のリスクマネジメント』ということで、【先輩達をみて厳しそうだったから】と【何がしたいかわからない】を学生中心の目線で取り上げてみました。
就職活動の目的は何か。目的の通過点が就職活動であることを迷ったときには思い出してほしいと私は学生に、企業担当者の立場ではなく、少し先輩からとして伝えているつもりです。
なぜなら、【超売り手市場】で求人数が多いため、目的がズレやすいのである。
内定ホルダーになればなるほど、内定を獲得することに目的がスライドする。
また、情報量が多いため、目的(自分の軸)が定まらない学生にとっては、判断基準が難しく就職活動をしていることに疲れすぎてしまうためです。
企業サイドからしてみれば情報を伝えること・見てもらおうと必死です。そのことから情報量が多くなってしまうのは必然的。
DM、スカウトメールに続き、リクルート社が運営するリクナビでは、新機能として企業の人事担当者によるブログのサービスがスタートし、企業の雰囲気や人柄などがより解りやすいため伝えております。毎日更新更新・・・としている企業もあるとか・・・。
恵まれている環境が、違ったリスクを発生させてしまう。皮肉なものです。
わたしはなるべくリスクを軽減するために単純ですが次のことをお勧めしています。
●インターンシップで仕事を経験
興味のあるもの仕事の経験ならなお良いですが、たとえ違った仕事であっても良いところ悪いところはありますし、新しい何かが発見できる『ものさし』になるため。短期で、社会人と触れ合うことだけでもプラスになります。
●身近な先輩に聞く
学内やアルバイト先などどこでも良いと思います。自分の周りにいらっしゃる先輩は、自分と似ている思考を持っている方が多いから参考になるのではと思います。
●就職課(キャリアセンター)の利用
なかなか訪れる機会が少ないでしょうが、情報が多いため良く必要がないと思われがち。地元思考が高まっているならば、利用しない手はないと思います。
と、人に聞くことが多くなってしまいましたが、コミュニケーションのトレーニングをして、就職活動は自分を成長させてくれるなぁと楽しむ気持ちがあれば、就職活動はうまくいくのだろうと思いつつ、自分自身の学生時代の多少なりとも満足していた就職活動を思い出し、「あ〜あ、今の時代(超売り手市場)であればなぁ・・・」と思う今日このごろです・・・。
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